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マタニティ歯科
MATERNITY

マタニティ歯科
について

マタニティ歯科とは?

妊娠するとエストロゲン(女性ホルモン)の増加などにより、歯周病になりやすくなります。
歯周病は、陣痛を起こすプロスタグランジン産生を促進させるため、早産の可能性を増加させます。

乳歯の形成は胎生期7週目から始まるので、乳幼児の健康な口腔を確保するためにはマイナス0歳からの母親の口腔管理を含む生活習慣の指導が必要になります。気持ちや体調の変化から、歯科治療を受けたくても受けられなくなってしまうこともあるでしょう。さらには、女性特有の体の変化について、歯科医師に相談しづらいことが出てくるかもしれません。

このような悩みを解決し、妊娠中の女性に積極的に受診してもらうための歯科診療科となっています。

妊娠中に罹りやすい歯の病気とその影響

  • 歯周病
  • 唾液量の減少による虫歯

早産の可能性がある

マタニティ歯科の治療時期

一般的には安定期(16週〜27週ごろ)に治療を行ないますが、その他の時期でも母体の状態や治療内容によっては可能の場合もあります。

治療時期に関しては、個人差がありますのでご相談のうえ、適切な時期に行なっていくことが重要です。

治療によるお子さんへの影響

 

X線撮影

X線撮影による胎児の影響を心配される方がいらっしゃいますが、最近のX線はデジタル撮影機ですので、被ばく量は従来使われていたフィルムタイプの1/10程度です。もちろん、撮影では必ず胸部と腹部を覆う鉛のエプロンを付けて撮影を行ないますので、ほぼ完璧に放射線を防ぐことができますのでご安心ください。

 

麻酔

 

麻酔は安定期(16週〜27週ごろ)に入ってから麻酔の使用をすれば、赤ちゃんへの影響は限りなくありません。

 

薬の服用

 

抗生剤を使用しなければならない場合、胎盤を通過しにくい薬を使用します。痛み止めについては、胎児への安全性が確認されているカロナールを使用します。

 

日頃からできる予防方法

     
  • 歯ブラシヘッドの薄いもので磨く
  • 水で強めのブクブクうがい
  • "クロルヘキジン"という成分の入った洗口剤でうがい
  •  

妊娠中不足する栄養素と摂取可能食材

   
鉄分 豚レバー・牡蠣・牛モモ肉・アサリ・シジミ・ホウレンソウ
タンパク質 豆腐・アジ・シラス干し
ビタミンC ピーマン・パセリ・レモン・ブロッコリー
葉酸 納豆・焼き海苔
カルシウム 大豆製品・バジル・牛乳・チーズ・紫蘇